日本航空石川 2019入試説明会レポート

エキゼミ輪島校の横地といいます。
日本航空石川高等学校・大学校の2019年度説明会のレポートです。
基本情報
〒929-2372 石川県輪島市三井町洲衛9部27番地7
TEL. 0768(26)2255
一貫教育がもたらす圧倒的な就職力
圧巻はその就職先の内訳。
県内有数とかいうレベルではなく、全国トップレベルです。
大学校卒業の就職率は100%。しかもANAグループ、JALグループ、日本三大重工グルーブ(三菱重工、川崎重工、IHI石川島播磨重工)などに加え、地元企業や航空自衛隊など多種多様な就職先を確保しています。
昨年度は90社186名の企業の採用担当者が,能登空港キャンパスに直接来校し,合同企業説明会をおこなったそうです。
学校推薦が基本ですので,そこにたどり着くまでに厳しい指導はありますが,それに見合うだけの成果を得られる学校と言えるでしょう。
空の仕事を夢見るあなたへ
大手エアライン出身講師がCA指導者としての経験をもとにしたオリジナルカリキュラムで一人一人の良さを引き出し、 希望のエアラインに合格するまで親身に指導します。
卒業生の約30%がキャビンアテンダントとして,それ以外も多くがグランドスタッフとして勤務。
4年制大学ではダブルスクールも検討が必要になるなかで,2年ないし3年でこの成果はコストパフォーマンス的にも優れているのではないでしょうか。
今回の説明会では,模擬面接の様子を見せていただきました。
大変厳しくも的確な指導に,この学校の強みを垣間見ました。
独自の学科構成
出願時は航空科のうち,普通科コースと航空工学コースに分かれます。
さらに2年次になると普通科コースは,普通科選考,パイロット専攻,キャビンアテンダント専攻に分かれます。
パイロット専攻,キャビンアテンダント専攻はその名の通りのコースでほぼ大学校まで連続するコースと考えて良いでしょう。
普通科専攻は部活動において活躍著しい生徒が多いそうです。
一方の航空工学コースは,メカニック専攻とアビオニクス専攻に分かれます。
アビオニクスの方がより航空関係に強い学科のようです。
このように一般的な高校とはやや趣の異なる学科が多いので,しっかりと見学などで進む先を決めると良いでしょう。
入試について
出願までの流れとしては以下のようになります。
10月21日(日) 第1回模擬試験
11月18日(日) 第2回模擬試験
12月16日(日) 第3回模擬試験
1月20日(日) 推薦入学試験
2月1日(金) 一般一次入学試験
科目は,国語・数学・英語の3教科300点満点。
模擬試験は複数回受験可能です。
さらにオープンキャンパスの参加者は受験料が免除されます。
模擬試験で1/3程度の得点があれば,推薦入学試験の出願基準を満たせます。
模試の点数や推薦入試での専願受験などで3年間免除の奨学金制度もあります。
その他,学校以外の各種奨学金も利用できます。
多くの生徒は推薦入試で入学を決めているとのことです。
オープンキャンパスの案内
上記のように,学科の選択の重要性と模擬試験の受験料が免除になることを考えると,オープンキャンパスへの参加がお勧めです。
能登空港キャンパスのオープンキャンパスは10月6日(土)の航空祭と同じ日におこなわれます。
航空業界は,これからも拡大が続くことが見込まれています。
興味を持った方は,検討してみてはいかがでしょう。
以上,エキゼミ横地のレポートでした。

