第1回総合模試 理科ピンポイント攻略
はい、こんにちは。
I can はちやまです。
第1回の総合模試、見直しましたか?
今回は多くの人が苦手そうなところをいくつかピックアップして書いてみます。
大問1はたぶん大丈夫ですね。
さほど難しい問題はありませんでした。
間違えてしまった人ももう一度確認しておいてください。
大問2の問3 化学反応式は書けましたか?
この時期だと水の分解とか簡単な化学反応式は書けるかもしれませんが、塩化ナトリウムと水酸化バリウムの化学反応式は少し難しかったですね。
でも、焦らなくても大丈夫。
塩化アンモニウム(NH4Cl)と水酸化バリウム(Ba(OH)2)の化学式が問題中に書いてあるから。
しかも、それらが塩化バリウム(BaCl2)と水とアンモニアに分解するってことも書いてあります。
あとはそれらを並べて
NH4Cl + Ba(OH)2 →BaCl2 + H2O + NH3
って書けばいいですね。ここまで書ければ70%はできています。
あとは反応式の左と右の原子の数をそろえてあげればOKです。
右辺にCl2があるので、左辺のNH4Clを2NH4Clにする。
2NH4Cl + Ba(OH)2 →BaCl2 + H2O + NH3
そうすると、Nが2つになるので右辺のNH3は2NH3になる
2NH4Cl + Ba(OH)2 →BaCl2 + H2O +2NH3
つぎに両辺のHの数を見てみると左辺に合計10個、右辺に合計8個なので右辺のH2Oを2H2Oにしてあげます。
2NH4Cl + Ba(OH)2 →BaCl2 +2H2O +2NH3
そうすると左辺と右辺のすべての種類の原子の数が整いましたね。
ちょっと難しかったですが、一つ一つ考えていけば解けない問題じゃないです。
言葉で説明するのはよくわからないので手書きで書いてみました。
こっちの方がわかりやすいでしょ☆
ということで、化学反応式が苦手な人は夏休みに絶対に復習しておいてください。
つづいての問3「実験で反応または生成した5種類の物質のうち化合物である物質は何種類か」っていう問題も引っかかった人多かったかもしれない。
答えは「5種類」!つまり、全部が化合物。
化合物だと思っていたけど、「いや?一つぐらいは化合物じゃないかも?」って疑った人いませんか?僕はひっかかりそうになりましたよ(笑)
でも、言葉の定義を覚えておけば大丈夫!
大問4の力に関する問題では、問2の(1)作図と(2)計算問題はちょい難しかったかもしれません。
でも、この問題は先週角谷先生が書いてくれているのでこちらを見てください☆
ちょっと意外だったのが、大問5の天気の問題です。
問1(1)「気圧は何hPaか?」って問題ですが、意外と間違えたって生徒がいました。
いろいろ気圧の値が書いてあってどこから読めばいいかわからなかったかもしれませんね。
もしかしたら間違えた人は「A地点に近い台風の975」から読み取ってしまったのかも。
でも、これは台風の中心の値だからここから読み取ると数値がずれます。
だから、オススメは「基準となる太線」です。等圧線の細い線は4hPaずつ引いてあって、太線は20hPa毎に引いてあります。
ということでA地点の北側(図の上側ね)に1020 hPaの太線があるので、そこから2本分(8hPa分)低くなったところがA地点の気圧ですよ。
1020 hPa—8 hPa=1012 hPa
こういった問題も「めちゃくちゃ難しい」って感じじゃなくて、「あれー?どうだったっけ〜?」というような記憶が曖昧になりやすいところ。
でも、しっかり理解していないと点数にはならないので、夏休みの間に曖昧な知識はもう一度確認しておきましょうね。
そのためにも総合模試をもう一回見直してみるといいですね。
というわけで、これから夏休み。
暑い日が続いていますが、
ガンガン勉強していきましょう!

