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2019第1回総合模試攻略法【理科】

I can・・・はちやま塾 山八圭介

さてさて、第1回総合模試が終わって皆さんの手元に答案が返ってきたでしょうか?結果に一喜一憂する前に返ってきた模試を見直しをしましょう。「次に点数を取れるようにしておくこと」こそ受験生の心構えですからね。

そこで第1回総合模試【理科】の振り返りをしていきましょう。

今回は私(はちやま)が分析して、「ここで点数とれるようになってほしいんだよな〜」ってところをピックアップしました。参考にしてみてください。

では!

その前に私からみて問題の難易度を目安と書いておきます。

C・・・必ず解けるようになってほしい問題。得点チャンス!
B・・・これができるようになってくると平均点を超えられる!中レベル問題。
A・・・こいつはちょっと難しいけど、これからできるようになっていきたい。
S・・・これは落としても仕方がない!でも、泉丘、七尾、小松高校狙いの人たちはがんばってほしい問題。

これらはあくまで私からみた目安です。
参考にして夏休みの勉強に生かしてくださいね。

大問1 小問集合

問1(1):C
用語の問題。これは取れるようにしておきたい。
問1(2):C+
これもよくある定番問題。地震計の簡単な原理は理解しておこう。

問2(1):C
溶質なのか、溶媒なのか、迷った人は教科書を見直して、どっちがどっちなのかすぐに確認を。
問2(2):C
理科の現象は実際に目に見えないことが多い。だから、教科書の写真やモデル図をみて、イメージをしっかり持っておこう。そうすると理解がしやすくなる。

問3(1):C
これも基本中の基本。漢字も書けるように。うろ覚えはダメだよ。結構間違えている人が多い気がする。
問3(2):C+
問題文にある「すべて選び」は少しやっかい。なぜなら消去法が使えないから。正確に覚えておく必要がある。

問4(1):C
用語の問題は簡単なんだけど、知らないと全く解けないから、夏休みの間に必ず復習しておいた方がいいね。
意外と解けない人が多いかも。
問4(2):C+
選択肢のアとイは違うのはすぐにわかるけど、ウとエについてわかったかな。陰極線はマイナス極からプラス極に向かうので電極Cにプラス極をくっつけると、そちらに引きつけられるよ。

大問2 ホウセンカの蒸散の問題

問1(1):C
基本問題。維管束の内側は水が流れる道管だね。キミの家が井戸水じゃなかったら「うちの水道管」と覚えておこう!
問1(2):C
これも用語の問題。一年生のときに習ったことだけど、忘れないでいてほしい。

問2(1):B-
これも「すべて選べ問題」だね。そして、水蒸気以外だから「酸素」と「二酸化炭素」だ。
問2(2):B-
記述問題だけど、超がつくほどの定番問題!結構解けている人は多いと思う。一応、記述問題だからB-にしたけど。
問2(3):B
計算問題。この問題を見たら瞬間で「くき」を思い出してほしい。蒸散は「葉の表と裏だけじゃなくて、くきから行われている」ということを忘れないで。とにかく「くき」ね。「くき」

問3:B
とにかく「くき」がここにも出てきた。「葉をとらずに〜」とあるので「葉の表と裏にワセリンを塗る」が正解。自分で考えないといけないので、少し難しいけど、これくらいは問題集によくあるからすぐにひらめいた人も多いかな。

大問3 炭酸水素ナトリウムの分解

問1:C
これは間違えないでしょう!地味に「水中置換方」っていう存在しない方法もあるね。

問2:B-
問3:B-
この2つは「炭酸水素ナトリウムの分解」で出てくる定番問題。記述問題だけど解けた人も多いと思う。たまにどっちがどっちかわからなくなっている人もいるから、自信がない人は「なぜそんなことをしなければいけないのか」も含めて覚えておこう。

問4:C
試験薬の色の変化を問う問題は色々あるから、「塩化コバルト紙のときは青から赤」「フェノールフタレイン溶液は〜」とまとめておくと、これから便利になるから今のうちにまとめておくといいかも。

問5:B
二酸化炭素の特徴を聞いている問題。今回は「適切ではないもの」を選ぶ。ちゃんと太字になっているから、見落とさないように。正解はウ。「二酸化炭素は水に少し溶けるけど、酸性を示す」からウはまちがい。

問6:A
炭酸水素ナトリウムの分解を化学反応式で表す問題。急に聞かれてもすぐに答えられない人が多かったと思うけど、よく出てくる問題だから今のうちに確認を。呪文のように繰り返して覚えよう。

大問4 気象観測についての問題

問1(1):B
天気記号はうろ覚えの人が多い気がする。とくに雲量は0と1は快晴、2〜8までが晴れ、9〜10がくもりということを正確に覚えておいてほしい。
問1(2):B
風向き問題もよく混乱する問題。「吹いてくる方向」か「吹いていく方向」か混乱してしまう。だけど、正解は「吹いてくる方向」。しかも、矢羽根は北西を向いているので答えはア。
ちなみにこれは矢羽根の代わりに煙の使うときもある。そのときは方向が逆になるから注意ね。

問2(1):B
高気圧の時は下降気流が吹いているので、上空の雲が地上に落ちてくる。だから、雲が消えるから天気が良くなる。こうった問題は丸暗記はダメ。大気の動きをイメージして理解しながら覚えるようにすると、確実に点数を取れるようになる。
問2(2):C
用語の問題。これはとにかく間違えて欲しくない問題。
問2(3):A
問題をよく読んで答えてほしい。問題文に「日本の南側にある気団に着目すること」とあるので、「小笠原気団」を思い出せないと解けなかった。結構難しい問題。日本の周りにある4気団をチェックしておこう。

問3:A-
これも少し難しい問題。まず天気図を選ぼう。イは西高東低なので、冬でまちがい。アとウで迷うところだけど、アには温帯低気圧が見えるので春か秋かなと予想ができる。よって答えはウ。
南東は海なので湿った空気が流れ込んでくるからウとCの組み合わせになる。でも、これは完答なので点数が取りにくい問題だったと思う。

大問5 凸レンズの問題

問1:C
絶対に答えてほしい。

問2:B
これは「虚像」の性質を聞いているわけだから、「向きは同じ」で「大きさはビッグ」になる。

問3:A-
焦点距離を聞いているけど、問題文にある表から読み取らないといけない。「焦点距離の2倍の位置にある時は物体からレンズの距離とレンズからスクリーンの距離が等しくなる」ということを思い出して、aとbが30cmになっているところに注目する。30cmは焦点距離の2倍ってことだから、焦点距離は15cmになる。
表から読み取らないといけないので少し難しい問題だった。

問4:B
これは難しくはない。スクリーンに映った像(実像)は上下左右が逆さまになるね。

問5:S
今の時期はまだ解けない人が多かったと思う。実はレンズの焦点に物体を置くと実像も虚像も全く映らなくなる。
細かい話は省略するけど、実際に自分の手で書いてみるといいよ。

問6:B
これはグラフに騙されないでね。一見難しそうだけど、よくみると凸レンズBの方が凸レンズAよりスクリーンとの距離が短いから焦点距離も短いということがわかる。

大問6 岩石についての問題

問1:C
用語の問題なんだけど、岩石の名前は混乱している子が多い。堆積岩が答えだけど、火山岩とか深成岩とか火成岩とかかこう岩とかガンガンばっかりだから、夏の間に表にまとめておこう。

問2:B
これも定番記述だ。でも、「流されたから」と一言で済ますのではなくて、「水で流されて運ばれている間にぶつかったり、こすれたりして、角が取れたから」というようにできるだけ詳しく書くことを意識してほしい。

問3:B+
この時期には少々難しかったと思う。フズリナの時代を覚えているかがポイント。
「フズリナ&サンヨウチュウは古生代」「アンモナイト&恐竜は中生代」「ナウマンゾウ&ビカリアは新生代」を覚えておこう。覚え方は「フサフサ秋になびく」で覚えよう!
「フサフサ(フズリナ&サンヨウチュウ)秋(アンモナイト&恐竜)になび(ナウマンゾウ&ビカリア)く」
ただし!ナウマンゾウは新第4紀でビカリアは新第3紀ね。

問4:B-
堆積岩の中で生物の死骸である石灰岩は塩酸をかけると二酸化炭素を発生させる。同じく生物の死骸であるチャートは塩酸をかけても何も発生しない。区別して覚えておこう。

問5:A
泥が海底に沈む理由は「粒が小さいから」だけど、今回は「密度」に注目しなければいけなかったから戸惑った人も多かったはず。でも、結局、密度が水より大きいと沈むから、「単純に泥の密度が水より大きいから」と答えておけば正解になっていると思う。

 

という感じで、全問答えてみたけど参考になったかな?
難易度はあくまで目安だから、あまり気にしなくてもいい。
これからのみんなの勉強の役に立てれば嬉しいです。

では、この夏はがんばっていきましょう!

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(最終更新:2019年9月2日)

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