2018年度第1回石川県総合模試に向けて(理科)
志学塾 角谷泰之
理科担当の志学塾角谷です。
さて、いよいよ第1回の総合模試が開催されますね。
受験生のみんなは、期待と不安があるのではないかと思います。
しかし第一回の総合模試を受けようと決めたあなたは非常に素晴らしいです。
総合模試は、石川県で唯一、石川県の入試の形式に合わせた模擬試験となっています。
石川県の公立高校入試の非常に良い練習となりますので、
模擬試験を受験しながら、受験形式の問題に慣れていきましょう。
◎理科の問題構成
石川県の公立高校の理科の問題構成は、大問が1~6まであり、大問1が小問集です。
物理化学生物地学の4分野からそれぞれ小問が2題ずつ出題されます。
そして大問2~5は、物理化学生物地学の4分野からそれぞれ大問が
1題ずつ出題されます。最後に大問6は、分野を飛び越えた融合問題であったり、
身近なものに理科の事象を当てはめた問題だったりが出題されます。
総合模試もこの石川県公立高校入試の形式に則って出題しております。
総じて、物理化学生物地学の4分野から、あまり偏りなく出題されますので、
苦手分野のないようにまんべんなくしっかりと準備して臨まなければいけません。
◎総合模試の前、総合模試の後、受験生がやるべき理科の勉強
総合模試など受験向けのテストの前になると、中間期末テストと違い、
何を勉強すればいいのかわからない受験生もいると思います。
理科は単元ごとに勉強していけばいい教科です。
今自分が、理科のテストで「この単元が出るとやばいなー」と思う単元を1つ上げてください。
総合模試までにその単元を必死に勉強しましょう。
その単元が模擬試験に幸運にも出題されるかどうかは分かりません。
しかし、一度その単元を必死に勉強し、身につけておけば、
その先の学校のテストでも模擬試験でも場合によっては入試本番でも
出題された時に自信を持って答えられるはずです。
時間の余裕があれば、さらにもう1単元・・・と進めていきましょう。
次に、模擬試験が終わったら、自分が一番できなかった単元を1つ上げてください。
そして、それをまた必死に勉強しましょう。
これを繰り返していけば、テストのたびに2~3単元、苦手な単元が減り、得意な単元が増えるわけです。
ポイントは、必死で勉強して、この単元はもう大丈夫!得意だ!という所まで
頑張って勉強することです。
「テスト範囲が広いから何やっていいかわからん・・・」とか
「どうせやっても、やったところでないかもしれないし・・・」なんて思っているくらいなら
出ても出なくてもいいから、とにかく1単元だけでも身に着けてテストに臨みましょう!
◎テストは、勉強するためのいいタイミング
学生としてはテストが何回もあるのは嫌だと思います。
しかし、テストは「勉強するためのいいタイミング」だと思いましょう。
まずは、今回の第一回総合模試のために、自分ができることを精いっぱいやりましょう。
それでも、うまくできなかった所や反省点を、テスト結果を見て考えましょう。
そして、それを次の第2回の総合模試に向けて改善し勉強するのです。
第2回は8月の終わり。ちょうど夏休みのいい目標となるでしょう。
今回の第一回総合模試というこのタイミングを、君たちの受験生のスタートとしましょう!

