2018年度第1回石川県総合模試を終えての総括と夏の勉強法(理科)
I can・・・はちやま塾 山八圭介
はい、こんにちは。
I can・・・はちやま塾のはちやまです。
第1回の総合模試を受けてみてどうでしたか?
なかなかよくできた人も、「なんじゃこりゃー!」って度肝を抜かれた人もいたかもしれませんね。
ボクからは第1回総合模試の理科についてお話したいと思います。
大問1は小問集合です。
用語の問題はもちろん正解して欲しいのですが、記述問題もできていて欲しいです。「等粒状組織のでき方」「電磁誘導の電流」については学校のワークをきちんとしていれば解ける問題でした。
こういった問題は取りこぼしをせずにしてくださいね。
大問2の化学反応について、苦手とする人も多いと思います。
特に問2は化学反応式を書かないといけない問題で、「こんなのやったことないよ」っていう人もいるかもしれませんが、丁寧に問題文を読めば解ける問題です。必要となる化学式はちゃんと書いてありますし、混ぜると「塩化バリウム、水、アンモニア」ができるというのも書いてあります。
落ち着いて原子の数を合わせていけば解けますよ。
大問4はバネの問題でしたね。
結構多くの人が苦手としていますが、バネは簡単です。
だって、基本的に「比例の関係」ですからね。
ややこしいのは問題文の実験のところです。
物体にどれくらいの浮力がかかっていて、バネにはどのくらい力がかかっているかをメモしながら解いていくと、そんなに難しくはないですよ。
ひとつひとつ読みながら解いてください。
大問6は電熱と状態変化についての問題でした。
いわゆる分野をまたいだ融合問題というものですが、内容は基本的なことしかでていません。
計算問題もありますが、ひっかけがない問題なので公式を知っていれば解けたと思います。公式を忘れてしまっていた人、すぐに勉強しておいてくださいね。
さて、模試が真価を発揮するのは、解き終わった今からです。
必ず見直しをしてください。
赤ペンで写すだけじゃなくて、「なぜそうなるんだろう?」と自分で納得できるまで考えてください。
そして、「1、2年生で習ったこと忘れてたな〜」という人は夏休みにまとめて勉強しておきましょう。
まずは基本用語が覚えているかを確認してください。
ポイントは「広く、浅く」です。いきなり難しい問題を解く必要はありません。
そして、「単元を絞って勉強」してください。
例えば、電気の単元が苦手なら電気を集中的にやりましょう。
そして、それが終わったら、次の単元にいきます。
そうやってひとつひとつを押さえていくことで、「何ができていて、何ができていないのか」がわかりやすくなります。
そうすると、「何を勉強していいかわからない」ということもなくなります。
勉強は戦略的に、計画的にしていきましょう。
だから夏こそは塾に通って、塾の先生に勉強アドバイスをうけましょう。
きっと効率的に勉強できますよ。がんばって!

