第3回石川県総合模試解説【英語】
受験生のみなさん、エキゼミ(ななよび)の熊野です。夏の頑張りが得点になってあらわれたでしょうか?
第3回の英語は第1回、第2回と比べると難しくなりましたが、むしろ第1回・第2回が比較的得点しやすい問題だったということです。第3回の出題レベルに標準を合わせて日々の長文演習に取り組んでください。この記事では大問4つの中で1番配点の大きい大問3(配点36点)を分析します。
第3問は「身近」で「実用的」な英語力を試す問題です。英文と図表を絡めた問題になっていて、英文を一文ごと理解することに加え、
1「素早さ」
2「正確さ」
3「発言者の『言いたいこと』をとらえる力」
が必要になります。
問2
→発言者のセリフを推測します。
「英語」は言語です。言語を使って意思を通わせるわけですね、難しい言い回しや単語、熟語を知っていても、KY(空気よめない)だと、お互いの意思をうまく伝えたり、汲み取ったりできません。ですから、実用的なレベルでコミュニケーションするという視点で、問2のタイプの問題にしっかり取り組んで欲しいと思います。
<あ>
ブランク(あ)の後にくるMr.White の発言に注目しましょう。Takuyaが星に興味のある理由をMr.Whiteさんが質問しているわけですから、(あ)には”Takuyaが星に興味があること”が示されなければなりません。解答以外にも、”Takuyaが星に興味関心をもっていることを補強する内容”も正解とできるでしょう。
<い>
ブランク(い)に続く、Takutyaの発言に注目しましょう。今夜星を見る際にTakuya作の地図を参考にするAnnに対して、Takuyaは we can look at stars ,,, together. と言っています。TakuyaがAnnと一緒に星を見に行くことを確定させておかなければなりません。2人の会話をつかめれば、もはや、Let’s go レベルの話だったのです。
A/Bともに難易度は中程度です、コミュニケーションを意識して英語学習に取り組むのは大切ですね。
問3
→Hamakaze Beach と Shiomi Shrine の2つデータをよみとる問題です。片方のデータのみの答案も見られました。問題文に「5語」という指定があること、また下線部分①には、”are”があることもふまえて解答してほしいですね。
問7
→内容把握問題
→正解は「イ」と「エ」です。結果論になりますが、この2つの選択肢は長文を読めていなくても選択することはできる問題でした。
「イ」・・・Takuyaの街には、星を見るのに良い場所が9個ある→左の地図をみれば9箇所ありますよね。
「エ」・・・Shiomi 高校 と Midori 公園 が2つ星である→これも左の地図をみれば明らかですよね。
先にも述べたように、第3問は「身近」で「実用的」な英語力を試す問題です。英文だけでなく図表処理する力が得点につながります。大量の英文を目の前にして焦る気持ちもわかりますが、しっかり腰を落ち着けて「図」や「表」に向き合いましょう。長文問題の細かい部分までを正確に訳せなくても得点できるわけですから、慣れると得点源になる可能性だってあるのです。
目標別目安得点
英検2級 | 32点 |
泉丘高校 | 28点 |
英検準2級 | 22点 |
英検3級 | 18点 |

