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第1回石川県総合模試解説【理科】

志学塾 角谷泰之

2021年第1回の総合模試の理科の問題分析と解説です。

今回は平均点が50.2点となり難易度的には普通くらいの難易度でした。できていない問題をチェックしてしっかりと見直しをかけましょう。

模試の問題を手元に置いてみてください。

 

理科の必ずとけてほしい問題

大問1 問1(1)、問2(1)、問4(2)
    どれも基本的な用語の問題なので必ず解きたいところ。

大問2 問1(1)(2)あ、問2(3)
    問1(1)は記述問題ですが、基本的な問題なので、
    しっかりと理解してかけるようにしましょう。

大問3 問4、問6
    化学分野の状態変化の問題。
    この2問の記号問題が比較的解きやすい問題でした。

大問4 問2(1)
    大問4は磁界のところの問題で、難易度が一番高かったですが、
    この問題は「誘導電流」という用語を聞く問題なので、
    誘導電流は非常によく聞かれる用語でもあるので
    必ず覚えておきましょう。

大問5 問1、問6
    天気図記号と気団の名前。
    とても基本的な問題なので、できていない人は
    気象の分野をしっかり復習しましょう。

大問6 問1(3)、問2
            感覚器官と光のところの融合問題。
    受験でも同じような問題が出たことがあるので
    こういった分野をまたいだ問題にも慣れていきましょう!

今回の基本問題は以上35点分です。
この35点が理科のベースとなりますので、
しっかりとできるようにしておきましょう。
間違えていたら、問題集などでその分野を復習するようにしましょう。

 

難しい問題の解説

今回の模試で特に正解率が低かったのは、

大問1の問3(2) 19%
大問5問5 11%
の、2問です。

大問1の問3(2)は酸化銅の未反応を求める未反応問題と呼ばれる問題です。
中間期末テストだとこれが応用問題になりますが、
入試レベルのテストとなると大問1で出てるのでわかるように
これが基本問題のレベルになりますから、
今のうちにしっかりと身に着けておきましょう。

注目すべきは、まず加熱0回目、つまり加熱する前の銅の質量が1.2gだということ。

そして、一回目の加熱が終わった段階で、1.4gになっているということ。

つまり、1回目加熱した段階で0.2g増えていますが、この増えているのがくっついてきた酸素の質量になります。つまり、化合してきた酸素の質量が0.2gです。

そうすると、この0.2gの酸素と化合する銅の質量は銅:酸素は4:1なので、化合した銅の質量は0.8gだとわかります。

だから、全体の質量は1.2gで化合した銅が0.8gなので、引き算して、化合していない銅の質量は0.4gと求まるわけです。

ポイントは、増えた分が化合した酸素の量!

これをしっかりと理解しておきましょう!

 

あと模試ゼミで紹介した、光の授業の復習に使える動画はこちらです。

 

さて、次につなげるために
見直しをしっかりとしましょう!!

 

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