第4回石川県総合模試解説【理科】
2020年第4回の総合模試の理科の問題分析と解説です。
模試の問題を手元に置いてみてください。
理科の必ずとけてほしい問題
大問1 問1(1)(2) 問2(1)、問3(1) 問4(1)
問3(1)と問4(1)は計算問題ですが、
基本的な計算なので必ずできるようにしましょう。
大問2 問1、問2、問3、問5①
感覚器官に関する問題ですが、
難易度が低めだったのでできていない人は
しっかり見なおしましょう。
大問3 問2(1)
電流電圧の単元は難易度が高くなりがちです。
しかし、模試ゼミでしっかりと解説しましたので、
頑張って見直しましょう!
大問4 問1(1)、問2(1)
化学変化と質量の問題。
ここも基本問題は少なめです。
大問5 問1(1)(3)問2
問1(1)は基本問題ですが、正解率が低めです。
こういうところで差が付きますので、頑張りましょう。
大問6 問1、問2、問3、
細胞分裂の問題。前半の基本問題をしっかり解きましょう。
今回の基本問題は以上42点分です。
間違えていたら、問題集なので」その分野を復習するようにしましょう。
次にこの分野が出題されたら、必ずできる!という感じになるまで
頑張って復習しましょう!
難しい問題の解説
大問2 問4 神経を伝わる速度の計算
感覚器官から脳に伝わって手が動くまでの経路は
感覚器官 → 脳 → 手
と伝わる。
この経路の長さは問題文より合計が1.2mである。
この1.2mを速さ60m/sで信号が伝わるわけだから、
この経路を伝わるのにかかる時間は
1.2m ÷ 60m/s = 0.02秒となる。
一方、神経の伝達に実際にかかった時間は実験の表から読み取れる。
5回分を平均すると、
(0.2+0.22+0.23+0.18+0.17)÷5=0.2秒となる。
本来0.02秒で伝わるはずなのが、0.2秒かかるのは、
脳で判断するのに時間がかかるからである。
よって 0.2秒 - 0.02秒 = 0.18秒が
脳で判断するのにかかる時間である。
以上です。
模試はあくまでも練習のテスト。
点数を見て終わりではなく、次につなげるために
見直しをしっかりとしましょう!!

