2019石川県総合模試 第3回【理科】攻略ポイント
こんにちは、I canはちやまです。
さて、今回も第3回総合模試の攻略法を書きますね。
「見直しは答案が返ってきてから〜」なんて言っていたら頭にキノコがはえてしまいますよ。
人に勝ちたかったら「とにかく行動は速く!」です。
問題の難易度を目安と書いておきます。
C・・・必ず解けるようになってほしい問題。得点チャンス!
B・・・これができるようになってくると平均点を超えられる!中レベル問題。
A・・・こいつはちょっと難しいけど、これからできるようになっていきたい。
S・・・これは落としても仕方がない!でも、泉丘、七尾、小松高校狙いの人たちはがんばってほしい問題。
これらはあくまで私からみた目安です。
あくまで参考くらいにしてください。
大問1 小問集合
問1(1):C
意外と取れなかった子も多かったような感じ。
温帯低気圧の場合は右(東)側にあるのが「温暖前線」
問1(2):B
これはちょっと難しい。
イとエで迷った人がいるかも。
答えは「閉塞前線」なので「エ」だけど、「イ」と答えてしまった人もいると思う。
ちなみにイは「停滞前線」なのでちょっと違うんだよ。
確認しておこう。
問2(1):C
これは絶対に間違えないでね。
問2(2):B
ちょっと難しい。水(1.00g/㎤)に沈むけど、水銀(13.54g/㎤)に浮くってことは密度が1.00g/㎤より大きくて、13.54g/㎤より小さいってこと。
ア〜エをざっくり計算すると、すぐにわかる。
問3(1):C
これは基礎知識だから必ず覚えておいてほしい。
問3(2):C+
ひとつずつ確認していかないと解けない問題。
各臓器の役割を知っておこう。
問4(1):C
これは反射の法則だね。当たり前のように感じるけど用語だからね。
問4(2):C+
アは屈折、イは光の直進、エはレンズで大きくしているわけだから屈折を利用している。
だから、答えは「ウ」。
月は太陽の光を反射して輝いて見えるんだ。
大問2 光合成に関する問題
問1(1):B-
葉っぱの中のでんぷんを無くしておくため、日光に当てないようにしておく。
「でんぷんを減らす」って答えだとダメ。
減らしても、でんぷんが残ってると反応しちゃうして実験に支障が出るからね。問1(2):C+
今回は「光合成に日光が関係している」かどうかの対照実験なので、ふの部分を使っちゃダメだね。答えはAとB。
問2(1):C
めちゃくちゃ基本的な用語の問題。
問2(2):C+
ことばの問題。理科というより文章を正しく読めているかが問われるのかも。
でも、最近の全国の入試問題の傾向は、読解力が必要なものばかりだから油断しないようにね。
問2(3):B
光合成と呼吸のバランスをたずねている問題。
呼吸がなかったわけじゃなくて、
「光合成で吸収する 二酸化炭素の量」=「呼吸で排出する二酸化炭素の量」が等しかったということ。
もっとざっくり言えば、光合成で二酸化炭素を10吸って、呼吸で10出したからプラスマイナス0だったから、変わってないように見えたってことだね。
問2(4):C
これはあまり複雑に考えないように。
3時間、光を当てても変わらなかったのだから、6時間当てても変わらない。
大問3 燃焼に関する問題
問1:C
マグネシウムは燃えると白っぽくなる。
真っ白に燃え尽きたぜ・・・
問2:C
用語の問題。ここはかならずGET!
問3:C+
記述問題だけど、かなりベタな問題。
これは必ず得点にしておこう。
問4:B-
中学の作図は基本的に比例が多いね。
各班の実験結果を読み取って、マグネシウムと酸素の量を出そう。
問5:B-
化学反応の問題は苦手な人も多いけど、これは簡単だ。
金属は基本的に分子を作らないから注意。
問6:B
これは未反応問題。
少し難しいけど、一度理解してしまえば必ず取れるワンパターン問題。
今のうちにマスターしておきたい。
ヒントは「化合した酸素の質量」
A班はもともと1.2gのマグネシウムを準備していた。
それが加熱後に1.6gになったということは、どれだけのマグネシウムが反応したかわからないけど、「0.4gの酸素が化合した」ということはわかる。
0.4gの酸素に対して、反応するマグネシウムは0.6g
(グラフからマグネシウム:酸素=3:2ということがわかるからね)
つまり、反応していないマグネシウムは1.2g−0.6g=0.6gってこと。OK?
大問4 火成岩に関する問題
問1(1):C
これは押さえておきたい用語の問題。ついでに海嶺も覚えておこう。
問1(2):B
これもよく出てくる記述問題。
ちゃんと「海のプレート」が「陸のプレート」の下に潜り込むってことを説明しよう。
「プレートがもぐっていくから」と雑に答えたらダメだよ。
問1(3):C
これは単純に震源に近い方が早く揺れがくるし、近い方がゆれは大きくなる。
問2(1):B
地震の階級は意外と忘れやすいから、間違えた人は必ずチェックしておいてね。
問2(2):C
初期微動は主要動よりはやく伝わるってことが書いてあれば得点がもらえるはず。
問2(3):B
初期微動継続時間は距離に比例する。
だから地点bの2倍の初期微動継続時間になる。
また、地震発生した時間は表の地点aとbの初期微動の速度から逆算すればいい。
(実際は表のどれを見てもいいけど)
例えば、地点aとbの距離は40kmの差がある。
そこに初期微動が到達する時間に5秒の差があるってことは初期微動は8km/s。
8km/sで地点aの120kmに到達するには15秒かかるわけ。
地点aに初期微動が届いたのは7時54分37秒だったから15秒を引いてあげると7時54分22秒になる。
大問5 回路についての問題
問1(1):B-
よくある問題。
一番大きなマイナス端子につけてみよう。
針があまり動かなくても検流計は故障しないけど、いきなりグワーンって大きく動いたら壊れるでしょ?
先生に怒られるよ。
問1(2):C+
針が逆に(マイナス側に)触れたってことは逆につないでるね。
問1(3):C+
純粋にオームの法則。
問2(1):B
全体に流れる電流を求めてから全体の電圧で計算しよう。
つまり、「3.0V÷0.6A」だ!
問2(2):B+
問題をよく読んでみよう。
「消えなかった理由」じゃなくて、「明るさが変わらない理由」だから、「電球Qを外しても電流は流れるから」だとバツになる。
「並列回路の場合は電圧が変わらないから」ってのが答えだ。
問3:B
これもたまに出てくる問題だけど、意外と簡単。
単純に電球と乾電池をつないだ時に「ぐるっと1周している回路」を探せばOK!
大問6 遺伝の問題
問1:C
一年生で習った「植物のつくり」の問題。
間違えてしまった人はもう一度植物のつくりを確認しておこう。
問2:C+
基本的な問題だけど、完答だったから片方がわかっていても、もう片方がわからないと点数がとれない。
覚えるものはきちっと覚えておきたいね。
問3:B
おしべを取り除いておかないと、すぐ近くにあるめしべの柱頭にくっついて自家受粉しちゃうから、あらかじめおしべを取り除いておく。
問4(1):C+
これはメンデルの法則が成り立つ。
AaとAaの性質を掛け合わせているから、AA、Aa、Aa、aaの花ができる。
つまり、3:1で優勢である青い花ができる。
問4(2):A
字で説明がするのが難しいので動画をみてね。
3分で終わるよ。
という感じで、難しいって問題はさほど多くなかったけど、「少し難しめ」って問題が多かったかな。
もし、今回の模試で結構間違えてたら、速攻で見直して次に繋げてください。
今はまだできていなくても時間はまだあるからね。
がんばっていきましょう!
まだ過去の模試を見直していない人はこちらへ
しっかり見直しておいて。

