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第2回石川県総合模試 理科 2020年

志学塾 角谷泰之

2020年第2回の総合模試の理科の問題分析&解説です。

模試の問題を手元に置いて読んでください。

 

理科の必ずとけてほしい問題

大問1 問1(1)(2)、問3(1)(2) 問4(2) どれも基本用語と記号の問題

大問2 問1、問2、問3、問5(1)(2)
    植物のつくりと働きをしっかりと理解すること。

大問3 問1(1) 問3(2)
    大問3は電流の単元でやや難しめでした。

大問4 問1(1) (2) 水溶液の単元。

大問5 問1(1)だけ。地震の計算はやや難しめ。

大問6 問1(3) 基本的な質量計算。
    問2(1)(2)消化に関する基本用語

 

今回の基本問題は以上42点分です。まずはこれがしっかりととれるようにしましょう。間違えていたら、その分野を丸ごと復習するようにしましょう。

 

難しい問題の解説

大問3 問2(2) コイルにかかる電圧を求める問題

コイルと電熱線が直列でつながっていることを確認。
そして、電源の電圧が12V、電流計の値が0.75A、電熱線の抵抗が15Ωと分かっている数字をしっかりと確認する。

直列回路は電流が一定なので、コイルにも0.75A、電熱線にも0.75A流れる。

そうすると、電熱線は15Ωで0.75Aなので、オームの法則より、V=A×Ω=0.75A×15Ω=11.25Vとなる。

そして、直列回路は電圧はそれぞれに分かれるので、12Vが電熱線とコイルに分かれる。

よって、電熱線が11.25Vなら、コイルには12-11.25=0.75Vとなる。

磁界の単元の問題だけれど、完全に考え方は回路とオームの法則なのでこの問題が解けなかった受験生は、電流電圧を復習しよう!

 

大問5 問1(3) 緊急地震速報による地震の計算問題

緊急地震速報の仕組みを利用した地震の波の計算問題。

しかし問題をよく読んでほしい。この問題は緊急地震速報の仕組みは全く関係ない。問1(3)の7行目、「地震発生から7秒後に緊急地震速報が出された。緊急地震速報が発表されると同時に、S波による大きな揺れが始まった地点の震源からの距離は何kmか。」という問題なので、結局、「地震発生から7秒間で、S波が進む距離は何kmか」という問題とまるっきり一緒であるということに気が付くと話が早い。

あとはS波の速さを求めて、速さ×時間で進んだ距離を求めればいい。

S波の速さは、地点Aと地点Bを見てあげて、この2地点の間を進んだ距離と、それにかかった時間を読みとろう。

進んだ距離は、地点B96km-地点A24km=72km

かかった時間は 6時12分52秒ー6時12分28秒=24秒

よって、S波の速さは進んだ距離÷かかった時間=72km÷24秒=3km/秒。

ゆえに、S波が7秒間で進む距離は、3km/秒×7秒=21km

この問題は、問題の内容を理解し、より単純なものとして考えることが大事である。

 

以上、もしは終わったらしっかりと見直して、次につなげよう!

みんながんばれ!!!

 

志学塾 角谷泰之

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