第2回石川県総合模試解説【英語】2020年
さあ、夏休み明け最初の石川県総合模試が終わりました。
英語はどうでしたか?
前回(第1回)の平均点は39.2点と、驚きの低さでした。
さて、今回(第2回)はどうだったでしょう?
石川県の入試そっくりでしたので、次のような問題でした。
● リスニングが長くて、読むスピードが早い。そして、英作文まである。
● 対話文にチラシがあって、文章が長い(語数が多い)。
● 長文にグラフがあって、ざっと読んだぐらいでは理解できない。
● 長文のテーマが社会科的。
● 英文を書く問題が多い。
それに慣れていなかったのでしょう。
今回は、まだ平均点が発表されていませんが、
私の調査では、50点台は確実です。
多くの子が夏休みに頑張り、長文にも慣れた結果だと思います。
英語で点を取る方法は毎回同じですので、
一度点数が取れるようになると、安定して取れるでしょう。
[大問1]リスニング問題 31点
リスニングで大切なことを2つ書きます。(前回も書きました)
① 試験が始まり、放送が流れるまでのほんの僅かな時間に、ざっと絵や表に目を通しておくこと。
② 聞こえてくることを全てメモすること。
[大問2]短文読解 12点
ここが、最も易しい問題です。数学でいうと、計算問題。決して落としてはいけません。ここを急いでやって、間違えて、難しい大問3や4に時間をかけるより、ここを丁寧にやったほうが点数は取れます。
はいっ。ここまでで、43点。あと数問で平均点を上回るのです。こんなにありがたい科目は他にありませんよ。平均点を目指している人は、最初の30分間はここまでやるだけでいいのです。最高でしょ?
[大問3]対話文 30点
チラシやパンフレットの内容を素早く理解し、対話文を読み進める必要があります。途中で英作文もあるので、慣れないと時間がかかってしまいます。効果的な勉強法を1つご紹介します。終わった模試の問題と解説を並べて、1文1文、丁寧に読んで、「なぜこの訳になるのか」を考えながら読み、内容を理解してください。英文だけ見て、日本語訳がでてくることを最初の目標にしてください。次の目標は、日本語がでてこない状態。つまり、英語を読んで、日本語を中継せず、英語のまますぐ理解できる状態です。多くの英文を読む練習の前に、1つの英文を何度も何度も読むことは効果的です。
[大問4]長文 27点
グラフがあり、長文の内容も難しいのが大問4のパターンです。
大問3と同様に、解説を丁寧に読んで、「なぜこの答えになるのか」を徹底的に考えてください。
今回は、英作文が書けなかった人も多かったようです。英作文は、配点が高く、途中点もあるので、空白で終わってしまわないように。空欄はダメ!
以上です。
それでは、次回の3回模試、がんばってください。
第2回の復習を徹底的にすることが、
次の模試で得点を上げる近道です。

