第1回石川県総合模試解説【数学】
2020年第1回の石川県総合模試【数学】の問題分析&解説です。
模試の問題を手元に置いて読んでください。
数学の必ず解いてほしい問題
大問1 【小問集合】は全体的に容易な問題。
全問正解でもおかしくないので、間違えた人は要注意。
大問2 【規則性】
石川県の入試では頻出単元なので、無視できない。
(1)は実際に書いて考えても、若干時間はかかるが解ける。
大問3 【比例・反比例】
(1)は比例の式の傾き(変化の割合)を求める問題。
点Aの座標さえわかれば解ける問題です。
大問3 【方程式の文章題】
(1) は1年生でやった文字式の問題。
これを間違えた人は1年生からの復習が必要です。
大問5 【作図】 基本的な「垂直二等分線」と「角の二等分線」を使う問題。
今回の問題は容易ですが、今後学習する内容も加え、
複雑になるので注意が必要です。
大問6 【平面図形】
(1)角度を求める問題。問題中の条件より△CADが二等辺三角形で
あることがわかれば解ける問題。
いろいろな三角形や四角形の性質を確認しておきましょう。
大問7 【立体図形】
(1)立体図形の問題では「垂直・平行・ねじれの位置」を
答えさせる問題は鉄板です。必ず落とすことのないように。
以上、大問1と各大問の(1)だけで45点の配点、作図を入れれば53点の配点となります。今回のテストで50点を切る人は、戦略を見直す必要があるでしょう。テストは『解ける問題を確実に、失点しないように取る。』ことが重要です。基本的な単元の理解を疎かにしないようにしてください。
難しい問題の解説
よく言われるのが「『方程式の文章題』が苦手。」とか、「証明のやり方がわかりません。」などですが、まずは教科書や問題集の模範解答をよく読むことです。全般的に言えるのは文章の読解力不足ということです。
今後の模試ゼミで上記については行う予定ですが、自分でも数多く読みこなすことが必要でしょう。
特に証明の場合は、模範解答の「数式以外の部分」はそのまま利用することが出来る場合も少なくありません。
「わからないから、やらない。」ではなく「とにかく、数をこなすこと」から始めてください。
進学塾スパイクプラス 野村

