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塾長対談2019秋

学習塾協議会いしかわの塾長5人で、最近の教育界の話題について対談しました。

◆南岳司・・・MiB個別学習

◆能瀬一善・・・金沢教育アカデミー

◆中富淳・・・進学塾GOODJOB

◆山八圭介・・・I can・・・はちやま塾

◆中島雄一・・・中島塾

テーマ①石川県総合模試について

テーマ②公立高校のクラス減について

テーマ③地域統一テストについて

テーマ④模試ゼミについて

テーマ⑤塾向け説明会の印象について

テーマ①石川県総合模試について

中島『第1回・第2回と石川県総合模試の受験生の出来はどうですか。』

山八『第1回は英語が難しく、第2回は国語が難しかったですね。ただ全体的に受験生のレベルが上がっていて、模試への意識も高いですね。』

中富『英語も国語も文章が長いので、読解力がないと手も足も出ません。理科、社会、数学も問題文が長い。学校の定期試験とは問題形式も難易度も違うので、慣れていない人はできなかったと思います。』

南『学力」だけでなく「得点力」の差が出ました。「ミスが多い、少ない」「時間配分」の二つです。こんな人いませんか?「作文書いているうちに時間切れ」「数学、大問一でミス連発」「理科社会、漢字で点落とした」。「学力」だけでなく「得点力」を上げる勉強が大切です。』

能瀬『数学は第1回、2回ともに平均が50点を下回っています。石川県の公立高校入試の数学の平均点は、ほぼ毎回50点を切っていますから、総合模試の難易度がそのまま入試の点数に直結すると考えてもいいと思います。ただ、大問1の計算問題があまりできていないのが気になります。点数を上げるのなら、難問1題解くよりも、落としてはいけない問題を確実に取ることの方が大事です。全体的な受験生のレベルは、高いと思われます。上位校の志望者が多いにも関わらず、第一志望の平均偏差値が昨年より高いことからもそれが言えます。』

中富『普通は志望者数が多いと平均偏差値は下がりますからね。』

山八『南先生の話ですけど、確かに今の時期はまだまだ得点力が足りませんね。理解はしているけども点数に結びつかない答えがたくさんあります。これから10月11月12月と実戦問題を解いて基本的な知識を生かせるような勉強をしていかなければいけません。そしてできれば、早い段階で自分の答え方にも気をつけていくといいと思います。』

中島『社会について言うと、第1回は予想通りでしたが、第2回は思ったよりできていませんでした。平均45点は寂しいですね。50点に近づけたいところです。内容を見ると、完答の問題が数多くあったので、「1つはできたけどもう1つを間違えてしまった。」「結果としてその問題の評価が0点になってしまった。」という受験生が多かったのではないでしょうか。』

公立高校のクラス減について

中島『金沢地区は、西高校・伏見高校・津幡高校・寺井高校がそれぞれ1クラス減になりましたが、どんな影響が出そうですか。また、羽咋高校・七尾高校・輪島高校の1クラス減についてはどうですか。』

中富『過去の例で言うと、定員削減がっても、思ったほど大きく倍率が上がることはあまりありません。特に普通科では。これは志望校を決めるときに、自信のない子が定員減の高校を避けるからです。学校の進路指導でも、例年ならギリギリ合格できそうな子は、受けないようにアドバイスされることが多くなります。その結果、受験者のレベル(=合格ライン)は上がりますので、倍率は高くなくても、受かりにくくはなります。』

南『金沢市で言えば「ボリュームゾーン」200~350点、中間層の生徒が多く集まるゾーンですね。西↔明倫↔伏見↔辰巳、「職業系」金商、県工、市工の倍率にも影響しそう。また「私立」との併願も重要です。』

中島『山八先生と中富先生は津幡の動き気になりますよね。津幡高校も1クラス減でした。』

山八『羽咋高校や西高校の定員が削減されたことは、かなり影響が出てくると思います。さらに激戦になってしまいますね。特にこの中間層の子たちは、星稜高校を滑り止めにできない子もいるので(万が一の可能性を考えると無茶はできませんから)金沢高校や遊学館高校、北陸学院、金沢学院の志望者が増えるのではないかと思います。それとも、星稜高校を専願する子が増えるのかな?』

能瀬『よく考えたら、石川県全体で中学3年生が500人減っているんだから、定員減自体は妥当なところなんですよね。羽咋高校・七尾高校については鵬学園の追い風になると思われます。』

地域統一テストについて

中富『第1回金沢市統一テストは受験生にとって大切ですよね。対策などどんなふうにしたらいいでしょうか。』

南『金沢市統一テストは「入試予選」です。いい結果が出れば、後が進めやすい。気分も良い!また、「戦略」、つまり「統一=敵」をよく知ることが戦いを有利に進めます。国語では二年前まで「詩」がマスト(必ず出る)と言えました。しかし、昨年は「古文」でした。では、今年どうする?「山」はる?いや、それは危険ですね。「二刀流」で「詩でも古文でもどっちでも来い」で準備しましょう。あと「文法」、統一では出題可能性が高いです。「新研究」(厚物)などで、「品詞」「活用」など再確認を。200字作文は統一1回、2回どちらも出題されていません。』

能瀬『金沢市統一テストに限れば、問題自体は易化しています。各大問の(1)は、基本中の基本ですから絶対に得点しなければならないです。難問は後回しにする勇気も欲しいですね。』

中島『社会は、夏に地理と歴史を精一杯復習できたとすれば、あとは公民一本でいいと思います。ただ、第2回模試ゼミの寺下先生の授業を受けている受験生の様子を見ていたんですけど、近代史・現代史の出来事の流れ、因果関係を理解していない受験生が相当数いそうな雰囲気です。頻出単元ですから気をつけたいですね。』

模試ゼミについて

山八『模試ゼミの参加者が毎年右肩上がりに増えていますが、模試の振り返りは大事ですよね。』

能瀬『模試ゼミそのものの評判はとてもいいと聞いています。ヤル気に溢れる受験生が毎回参加してくれています。ここでしか聞くことのできない情報やテクニックも満載ですから、ぜひ受講してみて欲しいですね。』

南『模試は熱いうちに打て」です。復習はその日、遅くても月曜に復習すべし。そのために、模試中解いているとき、「この問題は要復習×」「この用語は曖昧。帰って調べる△」「これわからん?」など、マークを残しておくことがお勧め。』

中島『みんな日曜日に自分の家で集中して勉強できるほど人間できてないですよね。私なんかも模試ゼミに参加しながら自分の授業以外の時間で仕事進めてます。捗っていいですよ。』

塾向け説明会の印象について

中島『毎年9月に私立高校や高専の塾向け説明会をやっています。この時期の私たちは毎日のように会場で顔を合わせますよね。今年特に気になる高校はありますか。昨年と大きく変わったとか。』

南『保護者の方が知っていると得するかもしれない3つのキーワード。「私立専願」「併願推薦」「就学支援金上限引き上げ」についてお話します。私立専願は各高校3~4割います。「専願」(出願時専願)と「隠れ専願」(私立合格後、公立受験しない)両方で、「公立高校を受けない生徒」は少なからずいるということです。また、北陸学院や金沢学院のように「公立併願可能な推薦制度」もあります。1月に私立合格を決めて、早々と公立に向けて準備できるメリットがありますので、担任の先生に相談する価値はあります。また、年収目安約590万円未満世帯の生徒を対象に「就学支援金」の上限が引上げられます。私立の生徒も公立と同様、多くの生徒が「授業料実質無償化」されるということです。対象となる生徒が増えます。「自宅近くに私立がある」などで、可能性のある方は調べてみると良いでしょう。』

中島『航空高校は毎年企業の内定を取った学生の話を聞かせてくれて嬉しいです。あと、南先生がおっしゃったように、就学支援金のシステムが変わったので、どの私立高校も前向きな話が多かった印象です。』

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(最終更新:2019年9月27日)

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